安産祈願の初穂料はどう書く?封筒の選び方・相場・お寺との違いを完全解説

「安産祈願に行くことになったけれど、初穂料の封筒は何を選べばいいの?」「夫婦どちらの名前を書くのが正解?」と、マナーについて悩んでいませんか?
妊娠5カ月目の「戌(いぬ)の日」に行う安産祈願。初めてのことばかりで、準備に戸惑うプレママ・パパも多いはずです。この記事では、初穂料の正しい書き方やのし袋の選び方、初穂料の一般的な相場、お寺と神社の違いまでを分かりやすく解説します。
袱紗(ふくさ)の必要性や、都内で有名な水天宮でのお参りシミュレーションも網羅しているので、マナーを事前にチェックして、安心して特別な一日を迎えましょう。
安産祈願の「初穂料」とは?相場の目安と基礎知識

「初穂料(はつほりょう)」とは、神社でご祈祷を受ける際に、神様への感謝と祈りを込めてお渡しする謝礼金のことです。もともとは、その年に初めて収穫された稲穂(初穂)をお供えしていたことに由来します。
安産祈願は、多産でお産が軽い犬にあやかり、妊娠5ヶ月目の最初の「戌の日」を目安に神社やお寺でお参りをして、母子の健康を祈る大切な行事です。
初穂料と玉串料・御布施との違い
お参りする場所によって、謝礼の呼び方が異なります。間違えやすいので注意しましょう。
- 神社の場合: 「初穂料」または「玉串料(たまぐしりょう)」
- お寺の場合: 「御布施(おふせ)」または「御祈祷料(ごきとうりょう)」
気になる相場は5,000円〜10,000円が一般的
安産祈願の初穂料の相場は、5,000円〜10,000円が一般的です。
初穂料は、一般的にご夫婦で準備します。祖父母が同行する場合でも、人数分を別々に用意する必要はありません。ただし、お祝いとして祖父母が負担するケースもあるため、事前にご両家で相談しておくと安心です。
【神社編】初穂料を包む封筒・のし袋の選び方と正しい書き方

ここからは、実際に初穂料を包む際の「のし袋」の選び方と書き方を解説します。
のし袋・封筒の選び方(紅白・蝶結びの水引を選ぶ)
安産祈願は何度あっても嬉しいお祝い事です。そのため、結び直せるという意味を持つ「紅白の蝶結び(花結び)」の水引(みずひき:封筒にかける帯紐)を選びます。
相場が5,000円程度の場合は、豪華な水引がついたものではなく、水引が印刷されたタイプののし袋や、シンプルな白封筒でも失礼には当たりません。
表書き(上段・下段)と名前の書き方
のし袋の表面には、毛筆や筆ペン、または太めの黒サインペンを使用します(ボールペンや薄墨は避けましょう)。
- 上段: 「御初穂料」または「初穂料」
- 下段(名前): 以下の2パターンから選びます。
- 夫婦連名: 中央の右側に夫の氏名、左側に妻の名前を書きます。
- 妊婦さんのフルネーム: ご本人の名前のみでも問題ありません。
中袋(あり・なし)と金額の漢数字ルール

お金を直接入れる「中袋」の有無で書き方が変わります。
- 中袋がある場合:
表面の中央に「金 伍仟圓(5,000円)」「金 壱萬圓(10,000円)」と旧字体(大字)で書くのが正式ですが、「金 五千円」など一般的な漢数字でも構いません。裏側の左下には、縦書きで住所と氏名を記入します。 - 中袋がない(白封筒の)場合:
封筒の裏面、縦書きで左下に金額と住所・氏名を記載します。
【お寺編】お寺で安産祈願を受ける場合は何が違う?

有名な安産祈願スポットの中には、神社ではなくお寺(寺院)もあります。お寺でお参りをする場合は、マナーが少し異なります。
表書きは「御布施」または「御祈祷料」
お寺では、神道用語である「初穂料」という言葉は使いません。表書きは「御布施」や「御祈祷料」「御礼」と書くのが適切です。
のし袋の選び方(紅白の蝶結び)や名前の書き方は、神社のルールと同じで問題ありません。
都内&近郊の有名神社・お寺の初穂料と申し込み様式一覧
都内や近郊で安産祈願として人気のある寺社と、初穂料の目安をまとめました。
安産祈願:神社・寺院の初穂料と申し込み形式
| 神社・寺院名 | 所在地 | 初穂料・祈祷料の目安 | 申し込み形式の主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 水天宮 | 東京都中央区 | 12,000円〜 | 当日受付 (申込用紙に記入し支払い) |
| 明治神宮 | 東京都渋谷区 | 5,000円〜 | 当日受付 (神楽殿にて受付) |
| 大宮八幡宮 | 東京都杉並区 | 10,000円〜 | 当日受付 (ご社頭でご祈祷受付) |
| 寒川神社 | 神奈川県高座郡 | 3,000円〜 | 当日受付 (持参の腹帯でお祓い) |
※【要確認】初穂料の金額や受付方法は変更される場合があります。お出かけ前に必ず各社寺の公式サイトで最新情報をご確認ください。
当日のマナー:初穂料の持って行き方・袱紗(ふくさ)・渡し方

準備した初穂料をスマートにお渡しするためのポイントです。
- 袱紗(ふくさ)は必要?
のし袋をむき出しのままバッグに入れるのは避け、袱紗に包んで持参しましょう。お持ちでない場合は、綺麗なハンカチやポーチで代用しても大丈夫です。 - ピン札じゃないとダメ?
絶対に新札でなければならないわけではありませんが、神様へのご挨拶ですので、できるだけシワのない綺麗なお札を揃えておくとより丁寧です。 - お札を入れる向き
封筒の表側に対して、お札の肖像画が「表・上部」に来るように入れます。 - 渡し方
受付窓口で袱紗から取り出し、相手が文字を読める向き(自分から見て逆さま)にして、「安産祈願のお願いに参りました」と一言添えて渡すと丁寧です。
【シミュレーション】水天宮へ行くなら?初穂料準備から当日の流れ

都内で最も有名な安産スポット「水天宮」へお参りするケースを例に、当日の流れをシミュレーションしてみましょう。
- のし袋は必要?
水天宮をはじめ多くの有名神社では、当日に「祈祷申込書」を記入し、窓口で現金と一緒に渡すスタイルが主流です。窓口では現金のみを直接お渡しするケースも多いですが、自宅からの持ち運び用としてご祝儀袋や封筒に入れて持参すると、お札が折れずスマートです。 - 当日の動きと妊婦さんの体調優先
到着 → 神札所での受付・用紙記入 → 初穂料の支払い → 授与品の受け取り → 待合室 → 昇殿参拝という流れになります。
戌の日の週末や大安は非常に混雑します。長時間の順番待ちは妊婦さんの負担になるため、パパがサポートして受付に並ぶなど、無理のないスケジュールで動きましょう。
【Q&A】安産祈願の初穂料に関するよくある質問
Q: 戌の日以外に安産祈願に行ってもいいですか?
A: 全く問題ありません。お日柄よりも、妊婦さんの体調やご家族のスケジュールを最優先して日取りを決めてください。
Q: 祖父母も同行する場合、初穂料は人数分必要ですか?
A: ご祈祷を受ける妊婦さんと赤ちゃんに対する祈祷となるため、同行者が増えても家族全体で1つ(1包み)用意すれば大丈夫です。
Q: 初穂料は誰が払うのが一般的ですか?
A: ママ・パパ(夫婦)で負担するのが基本です。ご実家からお祝いとして費用をいただくケースもありますが、事前にご家族で話し合っておくとスムーズです。
まとめ:事前のマナー準備で心穏やかな安産祈願を
安産祈願の初穂料について、相場(5,000円〜1万円)やのし袋の選び方(紅白蝶結び)、神社とお寺の表書きの違いなどをご紹介しました。事前に少しマナーを知っておくだけで、当日は心穏やかに過ごすことができます。
初穂料の準備が整ったら、次は当日の服装や持ち物のチェックも忘れずに。お腹を締め付けないマタニティフォーマルや服装マナーはCURMYの関連記事を参考にしてくださいね。
体調を第一に、ご家族ですてきな安産祈願の記念日をお迎えください。
CURMY編集部
おすすめ記事
更新日: 8/26/2026






