パパイヤ期の「パパ嫌!」は成長の証?心が折れない、家族とのパワーバランス作戦!

一生懸命子育てに協力しているのに、子どもから急に「パパは嫌!ママがいい!」と拒絶されショックを受けているパパ。一方で、「私ばかりに負担が集中してもう限界」と悩むママ。そんなパパ・ママに向けて、脳科学の知見に基づいた「パパイヤ期」の乗り越え方をご紹介します。
お子さまに拒絶されるのは辛いものですが、実はこれには子どもの成長の証が隠されているのです。パパの自信回復はもちろん、夫婦のチームワークこそが、このパパイヤ期を乗り越えるキーポイントなんです。
そもそも「パパイヤ期」とは?いつからいつまで?

「パパイヤ期」とは、イヤイヤ期(2歳前後)と重なって起こりやすい、特定の大人(主にパパ)を拒絶してしまう現象のことです。
- いつから?:個人差はありますが、早くて1歳半頃から始まります。
- いつまで?:数ヶ月で終わる子もいれば、幼稚園くらいまで続くケースも。
ここで一番大切なことを最初にお伝えします。
お子さんは、決してパパのことを「人間として嫌い」になったわけではありません。まずはこの事実を知って、安心しましょう。
パパイヤ期は、なぜ起こる?脳科学・心理学から見る「成長の証」

では、なぜ大好きだったパパを急に拒否するのでしょうか?
そこには、子どもの目覚ましい「脳の成長」が隠されています。
「いつも」を覚えた証拠(認知能力の発達)
子どもは記憶力が発達すると、「いつもお世話してくれる人(多くはママ)= 安心」というパターンを強く認識します。
逆に言うと、「いつもと違う対応 = 不安」と感じる防衛本能が働くのです。これは人見知りの延長のようなもので、パパへの攻撃ではありません。
「安全基地」があるから冒険できる
心理学には「安全基地(Secure Base)」という言葉があります。
子どもにとってママという絶対的な安心できる場所(安全基地)があるからこそ、外の世界に対して「イヤ!」という意思表示を試すことができるのです。
「パパなら受け止めてくれる」という甘えと信頼
子どもは、本当に怖い相手や信頼していない相手には、本気で「イヤ!」とは言えません。
「何を言ってもパパは自分を見捨てない」という絶対的な信頼と甘えがあるからこそ、感情を爆発させているのです。
先輩ママ・パパの「パパイヤ期」の実体験・乗り越えポイント

「成長の証と言われても、毎日拒絶されるのは辛い…」 そう思うのは当然です。みんな最初から上手くいったわけではありません。先輩たちも、盛大に失敗し、傷つきながら模索してきました。
「なんでパパじゃダメなんだ!」と怒って悪循環に(2歳・男の子のパパ)
毎日「イヤ!」と言われ続け、ある日プチっとなって「パパだってお前のために頑張ってるだろ!」と怒鳴ってしまいました。息子は大泣きして余計にパパ恐怖症に…。
【乗り越えポイント】 大泣きする息子を見て、大人が感情的になってはダメだと痛感。「今は自分が我慢する時期」と割り切り、「イヤ!」と言われてもひたすらニコニコ見守る「地蔵スタイル」に切り替えました。
拗ねて「ふて寝」したら妻が大激怒(1歳半・女の子のパパ)
抱っこしようとして娘に拒否されたショックで、「どうせ俺はいいよ」と休日にふて寝してしまいました。結果、ワンオペになった妻が爆発し、家庭内の空気が最悪に。
【乗り越えポイント】 子どもには振られても、妻(ママ)の味方でいることだけはやめないと誓い夫婦仲を修復しました。
ママも地獄の3日間を奮闘して…(3歳・男の子のママ)
「寝かしつけはパパ」と決めた初日、息子は1時間泣き続けました。ドアの向こうでオロオロするパパと、「ママ助けて」の声に心が張り裂けそうでした。
【乗り越えポイント】すぐに私が出ていくとパパの立つ瀬がないと我慢。3日目には諦めてパパの腕で寝るように。あのときのパパと息子を「見守る辛さ」が一番の試練でした。
ショックを受けるパパへ。自信を取り戻す「心の持ち方」

体験談にもあったように、拗ねて育児から離れてしまうと、家族との溝ができかねません。子育てにモチベーションが上がらないときは以下の対策を試してみませんか?
✖ 気をつけるべきNG行動
- 感情的に怒る: 「なんでパパじゃダメなんだ!」と怒ると、子どもは「パパ=怖い人」と認識を強めてしまいます。
- 拗ねて殻にこもる: ママに全て任せてしまうと、負担が偏り、夫婦仲の悪化につながります。
〇 子どもに好かれるアクション
正面突破で「〇〇しよう!」と言うと拒否されがちです。少し変化球を投げましょう。
- 選択肢を与える(二者択一)
たとえば、「着替えよう」と促すのではなく、「青い服と赤い服、どっちをパパと着る?」と聞いてみてください。子ども自身が「自分で選んだ」と感じることで、イヤイヤが和らぐことがあります。 - 「並行遊び」から始める
無理に抱っこしようとせず、パパは隣でブロックを積むなど、同じ空間で別のことをしてみてください。「パパは隣にいても害がない、楽しい人だ」と再認識してもらう作戦です。
パパイヤ期の「ママがいい!」からの脱出策・家族でのパワーバランス調整

ここで、ママにも知っておいてほしいキーワードがあります。それは「マターナル・ゲートキーピング」です。
これは、「パパのやり方じゃダメ」「私がやった方が早い」と、ママが無意識にパパの育児参加をブロックしてしまう心理や行動のこと。この行動が強いと、パパは自信を失い、子どもも「ママじゃないとダメなんだ」と思い込んでしまいます。
ママがマターナル・ゲートキーピングしない工夫
「ママがいい!」と子どもが泣いても、すぐにママが代わらず、「パパなら大丈夫だよ」と笑顔で送り出してみてください。多少の修羅場も含めたパパと子どもが向き合う時間を確保することが、解決への近道です。
パパの株を上げる「ソーシャル・リファレンシング」
もうひとつ、使える心理テクニックが「ソーシャル・リファレンシング(社会的参照)」です。子どもは、信頼する人(ママ)の反応を見て、その対象(パパ)が安全かどうかを判断します。
つまり、ママがパパを楽しそうに頼る姿を見せることが重要なのです。
- ママの作戦
「パパの高い高いは世界一だよね!」「パパと遊ぶと楽しいよね〜」と、子どもの前でパパを持ち上げましょう。 - パパの作戦
その期待に応えて、1日30分でもいいので子どもと一緒に「パパとだけ遊ぶスペシャルタイム」を作ってみてください。
まとめ:「最強家族チーム」への準備期間と考えて

パパイヤ期は、パパにとっては空前絶後の試練の時ですが、子どもの「イヤ」から逃げずに向き合った経験は、将来必ず深い信頼関係に変わります。
夫婦で「今はこういう時期だから、こう連携しよう」と作戦会議をすることで、家族の絆も強まるはずです。
あなたが最強の家族チームになれるよう応援しています!
CURMY編集部
CURMYでは、子育ての悩みを少しでも軽くするヒントをほかにもたくさん発信しています。一人で抱え込まず、ぜひ記事を参考にしながら、お子さんとの時間を楽しんでくださいね。

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更新日: 12/26/2025



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