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辛いつわりを軽減するために!おすすめの対策法をご紹介

辛いつわりを軽減するために!おすすめの対策法をご紹介
妊娠中

妊娠すると多くのママたちが経験する「つわり」。症状や程度もさまざまで、全く症状が出なかったという人もいれば、点滴や入院が必要なくらい辛い症状が出る場合もあります。

つわりの原因は妊娠すると分泌されるホルモンの影響といわれていますが、まだはっきりとした原因は解明されていません。

本記事では辛いつわりを抱えながら毎日がんばっているママ達へ、すこしでもラクになれるよう、つわりとの上手な付き合い方と対処法をご紹介します。

つわりが出やすいタイミングと各症状について

つわりは、早い人で妊娠5〜6週から始まり、妊娠12週を迎える頃には症状が軽くなっていく人が多いと言われています。

またつわりといっても、症状によってもさまざまで、何かを食べていないと吐き気のする「食べづわり」、食べると吐いてしまう「吐きづわり」、においに敏感になる「においづわり」、眠気がつよい「眠りづわり」、よだれがたくさん出る「よだれづわり」などの種類があります。

どの症状がどの程度出るのかは人それぞれ。食欲がわかなかったり、胃の不快感や痛みが出る人も。

「まだ妊娠がわかったばかりだし……」と、つわりの辛さはなかなか周囲に言いづらく我慢してしまいがちです。家族に協力してもらったり、上司に相談したり、できるだけ無理をせず過ごせるよう工夫してみましょう。

つわり予防のために

空腹になると吐き気を感じやすいので、夜中に目が覚めた時や朝起きた時など、すこしでも良いのでなにか食べられるものを口にすると◎ 空腹による吐き気をやわらげることができます。

また、下着などで体が締め付けられると気持ち悪くなってしまう場合もあるので、マタニティ用の締め付けが少ない下着に替えることで少し楽になることも。

また、マルチビタミンはつわりの予防になるといわれており、妊娠中に必要な栄養素である葉酸の摂取もできるため、かかりつけのお医者さんに相談しながら取り入れるのもおすすめです。

辛い食べづわりに!対策・軽減方法について

①朝一番に何かを食べる

空腹になる前に食事をとることがポイント。特に朝は前日の夕食からの食事摂取までの時間が長く、気分が悪くなりやすい時間帯です。夜中に目が覚めた時や朝起きてすぐに食べられるよう、枕元に飲み物と一緒に小さいビスケットやパンなど、さっと口にできる物を用意しておくのも良いですよ。

②すぐに食べられるよう、簡単で手軽な食べ物を用意しておく

一口大のおにぎりなど、バッグからさっと出して食べられるものを用意しておくのがおすすめ。飴やガムは口の中に長く入れておくことができ、気分も紛れますよ。

過剰な体重増加を防ぐために、できれば低カロリーなものを選ぶのがベストですが、つわり中は妊娠前に食べられたものも受け付けなくなってしまうことがあります。そんな時は無理をせず、食べられる物を少しずつ摂取するようにしましょう。

③一回の食事量を少なめに、食べる時はゆっくりと

食べている時は気持ち悪さが軽くなるので、ついついこれまで以上の食事量になりがち。一度にたくさん食べると胃に負担がかかり、つわりが悪化することも。一回の食事量を少なくし、食事はゆっくりと時間をかけて食べると気分の悪さを感じづらくなります。また、1日のカロリー量も調節しやすくなるメリットもありますよ。

④こまめな水分補給

水分が不足すると吐き気や頭痛の症状が出てくる場合もあります。できれば糖分を含まないお茶などで、こまめな水分補給を心がけましょう。

⑤気分転換

一人で家にいると、つわりの症状に注目してしまうもの。体調にあわせて、お家でできる趣味や散歩をするなどの気分転換をしてみましょう。外の空気に触れるだけでも、気分の悪さを軽減できる場合があります。ただ動きすぎると疲れてしまいかえって気分が悪くなることもあるので、たいせつなのは”無理はしないこと”です。

食欲がわかない…吐きづわりの対策・軽減方法について

①食べられる物を食べられる時に

食欲がわかず、吐いてしまうつらさもありますが、空腹だとなおさらつわりの症状が悪化してしまいます。食べられそうなものがあれば、ほんの少しずつでも食べてみることがたいせつです。

昨日食べられたものが今日はダメになった、これだけはわりと食べられるタイミングが多いというような傾向も掴めてくるでしょう。ただ、吐き気が強い時には、無理して食べると余計気分が悪化する場合もあるので、そのときはゆっくりと休んでくださいね。

②水分補給

脱水は吐き気を悪化させてしまいます。少しずつこまめに水分補給を心がけることがたいせつです。

〜おすすめの食べ物・飲み物〜

  • のどごしが良いもの(ゼリー、そうめん、うどん)
  • すっきりするもの(梅干し、柑橘系の味のもの、フルーツそのものなど)
  • 冷たいもの(氷、アイスなど)
  • 素早い水分補給にスポーツドリンクなど電解質が含まれているもの
  • 炭酸水

香りで体調が悪くなる…においづわりの対策・軽減方法について

これまで気にならなかったのに、色々なにおいが気になって気分も悪くなる…。においづわりがある場合、体調が悪くなるにおいの発生源を避けることが効果的な対策。

とはいっても、通勤や職場、家の中で生活をしていると完全ににおいを避けるのは難しいことです。

においが気になる場所ではマスクをし、マスク用スプレーや妊娠中でも使用可能なアロマをマスク内に使うのもひとつの方法。気になるにおいを紛らわすことができます。

シャンプーや洗剤のにおいが気になる時は無香料のものに変えてみると良いでしょう。

料理はなるべくにおいが出づらいレンジ調理にする、温かい料理は冷ましてから食べるとにおいを抑えられます。

眠気がとまらない!眠りづわりの対策・軽減方法について

寝ても寝ても眠たい……眠りづわりの対策では、やはり寝てしまうことが一番です。10分眠るだけでもスッキリすることがあるので、時間をみつけて目を閉じてみましょう。

また、ストレッチや散歩、家事など、体を動かすことでも目が覚めてリフレッシュできます。ガムを噛む、誰かと話す、手や足をマッサージするなどして眠気を紛らわせるのも効果があるでしょう。

無理のないスケジュールを組んで、眠れる時間を多く持てるよう工夫することがポイント。できるだけ体を休めることがたいせつです。

どうしたらとまる? よだれづわりの対策・軽減方法について

よだれ自体やよだれを飲み込むことに気持ち悪さを感じて吐き出さずにはいられなくなる「よだれづわり」。

そんなよだれづわりでは、仕事中や外出先でも気になった時によだれを吐き出せるように工夫することがポイントです。

空のペットボトルにカバーをつけて中身が見えないようにして持ち歩いておくと、人目があるところでもよだれを吐き出しやすくなります。また、少量であればポケットティッシュやタオル、ハンカチに吐き出すという方法も。使用したティッシュなどを入れておくためのポリ袋やエチケット袋も用意しておきましょう。

吐き出すことが難しい場合には、飲み物を少し飲んだり飴やガムを噛んで気を紛らわせるのもひとつの方法。

仕事中にも大活躍!おすすめのつわり対策グッズについて

職場や外出先でつわりの症状が出てきたときや、気になって仕事に集中できないとき……少しでもラクになれるよう、自分のつわりの症状に合った対策グッズを準備をしておくと安心です。

仕事中はもちろん、普段の生活の中でも活用できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

紙袋+エチケット袋

急な吐き気におそわれたとき、よだれを吐き出したティッシュを入れておきたいときなど「紙袋+エチケット袋」は仕事中だけではなく外出時にも役に立ちます。いざという時のために持っているだけでも安心感があり、バッグにいれてもかさばらないのでおすすめです。

ホットアイマスク

つわりで一日中体調が悪いと体に力が入りがち。具合が悪い日が続くと、心まで疲れてしまいますよね。つわりの期間はできるだけ体を休めることがたいせつです。

ホットアイマスクで目を温めながら、リラックスした時間を過ごしましょう。抱き枕を合わせて使うのもおすすめです。妊娠中は温度の変化や香りに対して敏感になっていることもあるので、少しでも刺激や違和感を感じる場合は使用を控えてください。

つわり対策用のキャンディ

食べづわり、よだれづわりで口の中が不快なときなど、何か口にしたいときにおすすめ。食べられる味のキャンディをポケットに用意しておくと、気分が悪くなった時にさっと取り出すことができます。酸味のあるものやしゅわしゅわするキャンディなど、なるべく香りも強くないさっぱりとした味のものがおすすめです。

マウスウォッシュや口腔ケア用のウェットシート

よだれづわりのときは、味や口の中に手を入れることに抵抗がなければ、マウスウォッシュや口腔ケア用のウェットシートを使用するのもおすすめ。口腔ケア用のウェットシートは、吐きづわりで歯磨きができないときにも使えるので便利ですよ。

無香料の洗剤や柔軟剤

においづわりが辛いときや妊娠中期間中は、家にある洗剤を買い換えるのもおすすめです。洗濯、入浴、食器洗いなど、日常的に使う洗剤を無香料にすることでにおいを避けることができます。

まとめ

つわりの症状や効果を感じられる対策方法は本当に人それぞれです。

これなら食べられる!とたくさん用意したけど、次の日には受け付けなくなってしまうこともよくあります。家事や趣味など、今までできていたこともつわりで体調が悪いときはできなくなったり…。

でも、妊娠前と違う自分を責めないでくださいね。今日、ほんの少しでも心穏やかな時間がもてますように。

更新日: 10/20/2024

※当サービスは、日々のつわり対策や症状をリスト管理することが目的です。つわりの症状に関して、決して自己判断せず、必ずかかりつけの産婦人科へ相談しましょう。

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