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歯固めはいつからいつまで?開始のサインや効果、選び方を徹底解説

歯固めはいつからいつまで?開始のサインや効果、選び方を徹底解説
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最近、赤ちゃんのよだれが急に増えたり、口に物を入れたがったりすることはありませんか?実は「歯固め(はがため)」を始める合図かもしれません。

歯固めは単なるおもちゃではなく、赤ちゃんの健やかな発育をサポートする大切なアイテムです。

この記事では、歯固めを使い始める適切なタイミングやメリット、失敗しない選び方、そして卒業後のステップまでを分かりやすく解説します。

赤ちゃんの成長に合わせて、ベストなタイミングで取り入れていきましょう。


歯固めはいつから使い始める?開始の目安とサイン

「歯固め」と聞くと、歯が生えてから使うものと思われがちですが、実はもう少し早い段階から準備が必要です。

一般的には生後6ヶ月頃から(早い子は3ヶ月から)

日本歯科医師会の提供する情報(※1)などによると、一般的に赤ちゃんの乳歯が生え始めるのは生後6ヶ月〜8ヶ月頃とされています。

しかし、発育には個人差が大きいため、早い子では生後3ヶ月頃から歯が生える予兆が見られることもあります。

そのため、生後6ヶ月を目安にしつつ、赤ちゃんの様子によっては生後3ヶ月頃から使い始めても決して早すぎることはありません。「月齢」よりも「赤ちゃんのサイン」を見て判断することが大切です。

(※1 参考:日本歯科医師会「歯とお口の発生と育ち方」

見逃さないで!歯固めスタートのサイン

赤ちゃんが以下のような行動をとっていたら、歯固めデビューの検討時期です。

  • よだれの量が急に増えた: 飲み込みきれないほどのよだれが出る。
  • なんでも噛むようになった: 自分の手(げんこつ)、タオル、おもちゃ、抱っこするママの服などをハムハムする。
  • 機嫌が悪く、泣くことが増えた: いわゆる「歯ぐずり」(※)の可能性があります。(※注:歯が生える前の歯ぐきのむず痒さや違和感によって、機嫌が悪くなること)

もしこれらのサインが見られたら、お口の中がムズムズしている証拠かもしれません。

そもそも歯固めは必要?知っておきたい3つの効果

「おもちゃを噛ませておけばいいのでは?」「使わないとどうなるの?」と疑問に思うママパパも多いでしょう。ここでは歯固めの具体的な役割と、よくある疑問について解説します。

1. 歯ぐきの不快感(むずがゆさ)を解消する

歯が生えようとして歯ぐきを押し上げる時、赤ちゃんは強いむず痒さを感じます。これがストレスとなり「歯ぐずり」の原因に。

適度な弾力のある歯固めを噛むことで、歯ぐきがマッサージされ、不快感を和らげてリラックスさせる効果が期待できます。

2. 「噛む力」を育て、あごの発達を促す

母乳やミルクを「吸う」動きから、離乳食を「噛んで食べる」動きへ移行するための練習になります。

早い段階から「噛む」感覚を覚えることは、あごの筋肉を使い、将来的なあごの発達やきれいな歯並びの土台作りをサポートします。

3. 五感を刺激し、脳の発達をサポート

赤ちゃんにとって「口に入れる」ことは、世界を確認する作業です。手で握り、口で形や硬さを確かめる動作は、脳への良い刺激となり、知育としての側面も期待できます。

【注意】興味を示さない場合は無理強いしなくてOK

「せっかく買ったのに遊んでくれない」というケースもよくあります。赤ちゃんにも個人差があるため、無理に使わせる必要はありません。タオルやお気に入りのおもちゃを噛むことで満足しているなら、それで十分です。

「使わないと発育に良くない」ということはありませんので、あくまでサポートアイテムとして気楽に捉えましょう。


おしゃぶりと歯固めの違いは?歯並びへの影響

よく似たアイテムである「おしゃぶり」と「歯固め」。どちらを使うべきか迷う方も多いですが、目的が大きく異なります。

目的の違い(精神安定 vs 噛む練習

アイテム

主な動作

目的・役割

おしゃぶり

吸う(Suck)

精神的な安定、入眠のサポート、ぐずり泣き対策

歯固め

噛む(Chew)

歯ぐきの不快感解消、噛むトレーニング、あごの発達

おしゃぶりは「ママのおっぱいを吸う安心感」を与えるもので、歯固めは「食べるための準備」をするものです。

歯並びが悪くなるって本当?

「歯固めを使うと歯並びが悪くなるのでは?」という心配の声も聞かれますが、適切な時期に適切な形状のものを使用する分には、過度な心配は不要です。むしろ、噛む力を育てることはあごの成長にプラスに働きます。

一方で、「歯固めを使わなかったから歯並びが悪くなる」ということもありません。離乳食でしっかり噛む練習ができれば問題ありませんので、赤ちゃんのペースに合わせて取り入れましょう。

ただし、一日中くわえさせ続けるなど、過度な長時間使用は避けてください。

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失敗しない!歯固めの選び方と素材別特徴

大切なわが子の口に入るものだからこそ、安全性と衛生面にはこだわりたいですよね。選び方のポイントを3つご紹介します。

1. 素材で選ぶ(シリコン・木製・お米など)

シリコン・ゴム製

  • 最もポピュラーな素材。弾力があり、歯ぐきを傷つけにくいのが特徴。
  • メリット: 煮沸消毒や薬液消毒ができるものが多く、手入れが楽。

木製

  • 天然素材の温かみがあり、インテリアにも馴染みます。
  • メリット: 塗装されていない無垢のものなら、万が一削れても安心。

お米由来プラスチック製

  • お米由来のプラスチックなど、国産素材にこだわった製品も人気。
  • メリット: 軽くて持ちやすく、安全基準が高いものが多い。

2. 安全性と形状で選ぶ(喉突き防止)

最も注意したいのが、誤って喉の奥まで突っ込んでしまう事故です。

棒状のものよりも、リング状や、のど突き防止の「ストッパー(ガード)」が付いている形状を選びましょう。

また、安全性の目安として「STマーク」(※)がついているかどうかも確認ポイントです。(※注:日本玩具協会が定める、強度や素材の安全基準をクリアしたもの)

3. 衛生面とお手入れ(お下がりはNG?)

よだれでベトベトになるため、こまめな洗浄が必要です。「煮沸」「レンジ」「薬液」など、素材に対応した消毒方法を確認しましょう。

また、「お下がり(中古品)」の使用は避けたほうが無難です。特にシリコンやゴム製品は、経年劣化で見えない傷がついていることが多く、そこに雑菌が繁殖したり、強度が落ちてちぎれやすくなったりしているリスクがあります。衛生面を考慮し、新しいものを用意してあげましょう。


【月齢・タイプ別】おすすめの歯固め活用法

成長段階に合わせて、使いやすい形状を選んであげましょう。

低月齢(3ヶ月〜)には「手首装着型」や「軽量タイプ」

まだ握力が弱い時期は、うまく握れずに落としてしまいがち。

手首にはめるブレスレットタイプや、顔に当たっても痛くない柔らかく軽いシリコン製がおすすめです。

離乳食時期には「食べ物形状」や「ブラシ型」



バナナや野菜などの形をした歯固めは、口に入れることに慣れさせるのに最適です。

また、ブラシのような凹凸があるタイプは、将来の歯ブラシの感触に慣れる練習にもなります。

外出時には「ホルダー付き」や「ストラップ対応」


ベビーカーや抱っこ紐で移動中、地面に落としてしまうと衛生的ではありません。

ストラップを通せる穴があるものや、専用ホルダーが付けられるタイプを選びましょう。

歯固めはいつまで使う?卒業のサインと次のステップ

卒業の目安は「歯が生え揃ってきたら」

明確な「やめどき」の決まりはありませんが、上下の前歯が生え揃う1歳前後が一つの目安になります。

また、赤ちゃん自身が興味を示さなくなったり、ほかのおもちゃで遊ぶ時間が増えたりすれば、歯の生える時期に関係なく自然に卒業して構いません。

歯固めから「赤ちゃん用歯ブラシ」への移行がおすすめ

日本歯科医師会や小児歯科学会でも、歯が生え始めたらガーゼ磨きや歯ブラシの習慣づけを推奨しています。

いきなり仕上げ磨きをしようとすると嫌がる子もいますが、歯固めで「口に物を入れる・噛む」ことに慣れていれば、ガーゼ磨きや歯ブラシへの抵抗感も少なくなります。

歯固めを卒業するタイミングには、「のど突き防止プレート」が付いた安全な赤ちゃん用歯ブラシを、歯固め感覚で持たせてみることから始めてみてください。(※2)「噛む遊び」から「磨く習慣」へ、自然にステップアップできますよ。

(※2参考:歯科保健指導カード  日本歯科衛生士会


まとめ

歯固めは、赤ちゃんの「歯が生える不快感」を和らげ、あごや脳の発達をサポートしてくれる頼もしいアイテムです。

  • 開始時期: 生後3ヶ月〜6ヶ月頃(よだれや噛む仕草が増えたら)
  • 選び方: 安全性(ストッパー付き)、素材(手入れのしやすさ)、衛生面(新品推奨)
  • 卒業後: のど突き防止プレート付きの歯ブラシ習慣へのスムーズな移行を意識

「そろそろかな?」と思ったら、ぜひ赤ちゃんが気に入るお気に入りのひとつを見つけてあげてください。

CURMYでは、この他にも赤ちゃんの成長や健康に関する役立つ情報を発信しています。お子様の健やかな成長を一緒に見守っていきましょう。

CURMY編集部

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更新日: 12/8/2025

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